Webプログラマーの仕事と時代の変化

Webプログラマーは90年代~00年代前半で全て手作業でコードを入力していました。しかし、00年代後半からプログラミングの本場アメリカでは効率化を重視し、品質を下げず手を抜いて完成させるプログラムを組むことが重要視されるようになります。
ファッションと同じで、プログラミングスキルも流行は海外から日本に遅れて入ってくるため、日本のプログラマーが新しい技術を取得するころには、アメリカではさらに高度な次のステップに進んでしまっているのです。
また人材不足のため技術に追い付かないという事もあります。
発展目まぐるしい中国やインドでは国を挙げてプログラマーを育成しており、世界的に見ても待遇の悪い日本はIT後進国に片足を突っ込んでしまっています。プログラマーは手を抜いてなんぼの世界ですが、精神論や年功序列に重きを置く日本社会では、仕事が早く終わっても帰れなかったり、さらに新しい仕事を押し付けられることがあります。体力よりも精神が削られる業界なので、効率化は日本が取り残されないためにも必要不可欠なことでしょう。
今まで手間のかかる処理を目視や手作業でやっていたものを、プログラムを組んで自動化させたり、ライブラリ化した過去のプログラムを使ったりすることで大幅な時間短縮になります。
日本は世界的に見て国民の平均IQが高いので、国が予算を投入し待遇を上げ労働条件を整備することで、一気にライバル国を脅かすIT先進国になりうるポテンシャルを持っているのです。